エアコン効かない MRワゴン 作業連発


ここのところエアコン修理作業が連発しております。

第一弾 MRワゴン DBA-MF33S


東郷町にお住いの既存のお客様で、当店で新車購入いただき、車検や点検といろいろメンテナンスさせていただいております。

今回、『エアコンの効きが悪い』と連絡があり入庫いたしました。

ご来店いただき、エアコンの状況確認すると、確かに温風しか出てきてません・・・。

エアコンのガス圧もなく、完全にエアコンのガス漏れしてます。


リフトアップして水が垂れてくるエアコンのドレーン部分の確認すると、オイル汚れがあります。

これはエバポレーターからのガス漏れの証拠でしょう。

今回は大掛かりな室内の修理となります。

通常は自己負担修理となりますが、当店で取り扱いの車検保証に加入いただいてましたので修理は無料で対応できました。

部品は保証会社からの支給で、作業工賃は保証会社へ請求となります。


フロントバンパー外して、わずかに残っているエアコンガスの回収して、当店のスナップオンPS134で、液体冷媒を使って安全に配管洗浄できるエアコンのラインフラッシングします。


エアコンコンプレッサー(保証会社から支給品)交換
コンデンサー(保証会社から支給品)交換



ここからが本題です。

室内にあるエアコンユニットを取り外します。
と言っても、すぐには取れません。
ナビ取って、ステアリング(ハンドル)、エアバッグやらステアリングシャフトフトを外して、インパネ取り外す大掛かりな作業です。


ここまでくるとエアコンユニットを外せます。


エアコンユニット分解してエバポレーター(保証会社から支給品)とエキスパンションバルブ(保証会社から支給品)を取り替えます。



慎重に取替作業して、部品を組みなおします。

室内の車両配線の取り回しやインパネを組みなおすのと同時に、ナビの配線やらETCの配線をキレイにまとめながら、すべて元に戻す作業が 暑い車内では大変です。

元通りに組めたらエンジン冷却水の注入

最後に真空引き30分とコンプレッサーオイル注入して規定量のエアコンガス充填して作業完了です。
もちろん作業後のエアコンガス漏れは直っており、室内快適になっております。

今回は車検保証に加入していたおかげで無料修理となって良かったです。

この度はありがとうございました。

対象車両情報

初年度登録年月 平成24年 メーカー・ブランド スズキ
車種 MRワゴン グレード ECO-X
型式 DBA-MF33S