★ 道路運送法第47条において ★
道路運送法第47条において、『自動車使用者は自動車の点検をし、および必要に応じ整備することにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない』と法律上の義務を明確にしています。
このことから、使用者はクルマの保守管理をして、保安基準適合部位はもちろん、不適合になることを事前に予測できる部位を適切に整備し、不適合状態にならないように未然に防がなければなりません。
そのため法定定期点検は保守管理として大切な役割です。
1年点検整備記録簿に沿った点検36項目と日常点検9項目を含めて、プロの目で見て安心して頂ける法定点検を実施いたします。
★ 法定定期点検での点検項目 ★
当店に、他店で購入した中古車で、エンジン不調の入庫の整備例です。
走行10万キロの軽自動車、アクセルを踏んでも走りが悪い・・・。
購入後、整備してないので定期点検も実施することになりました。
故障診断をするうえで重要なのは基本点検です。
エンジンルームを一通り基本点検して状態をみるところ、あまり整備してあるクルマではない・・・。
エンジンオイル真っ黒、エアーエレメント真っ黒、スパークプラグ摩耗 等・・・。
エンジンの調子を保つ為に欠かせない部品のひとつ、スパークプラグです。
このクルマのスパークプラグは新車からイリジウムタイプを使っています。
イリジウムタイプは長寿命(10万キロ無交換)と思いがちですが、軽自動車では2万キロ交換指定されてるものが多いです。
このスパークプラグですが車種によっては、簡単に点検できないほどの場所に取り付いてる場合もありますが、多くの車種は点検は重要です。
点検すると、こんな状態になってしまいました。 交換後は長寿命タイプのスパークプラグに交換します。
このクルマは、スパークプラグ交換後はエンジンの調子も良くなりました。